■ゴールデンウィークは潮干狩り
今年は3月,4月に入っても気温はひとケタの日が続いて1日がとても寒かったり、夏日と言ってもいいくらいとても暑い日があったりと、あまりにも気まぐれな春の天候に振り回されていますよね。そんな中、今年もゴールデンウイークがやってきます。私は気候的には春と秋が一番過ごしやすくていいとは思いますが、連休はアウトドアで楽しみたいと思っていますので、何とか晴れてちょうどいい気温になってほしいなと祈っています。さてアウトドアで楽しむことの一つに潮干狩りがあると思います。これはお金を払ってそれなりに収穫して楽しむものもあれば、無料で楽しめる潮干狩りスポットもあります。例えば無料で潮干狩りができる関東のスポットとしては、「お台場海浜公園(東京都)」、「海の公園潮干狩り場(神奈川県)」、「野島公園/隣接海浜(神奈川県)」、「葛西海浜公園(東京都)」、「千葉ポートパーク(千葉県)」、「大洗サンビーチ海水浴場(茨城県)」、「日川浜海水浴場(茨城県)」などがあります。
■大洗サンビーチ海水浴場はハマグリが獲れる!
茨城県にある大洗サンビーチ海水浴場は太平洋に面した砂浜が広大な海水浴場です。海の波も大きいのでサーファーたちがよくサーフィンをしている姿が見かけられます。商船三井さんふらわフェリーが運航していますので時々大きなフェリーの姿も見ることができます。フェリーが航行していると大きな波がきたりして、少しワイワイしてしまいます。そんな砂浜には潮干狩りでメジャーなアサリではなくハマグリが沢山います。稚貝がずいぶん多いので、潮干狩りではあまり小さな貝は獲ってはいけないことになっています。また逆に大きなハマグリもたまにゲットすることができますので、発見したときは宝を見つけた感覚になります。考えてみれば潮干狩りは宝探しのようなもので、大洗はゴールデンウィーク最初のころは比較的に多く獲ることができますが、連休の後半にもなるとだんだん獲れる量も少なくなってきます。だからこそ頑張って探して大きな貝を見つけたときは宝を探し当てた感覚になるのかもしれません。
■大洗サンビーチの潮干狩りは足で獲る
ところで潮干狩りをする道具としては、熊手、手袋、バケツ、袋、ザルなどを使用するのが一般的かと思います。熊手を使って砂を掘って見つけるっていうスタイルがほとんどですよね。私も10年くらい昔はそういうスタイルで貝をさがしていましたけど、ずっとしゃがんで砂を掘るのは疲れてしまいます。特に腰痛が持病の私にとっては、あのしゃがんだスタイルで砂を掘ることは長時間継続できないのです。そんなある日年配の見知らぬ男性から「潮干狩りは足で獲るもんだ」と言われました。それは本当の話なのだろうか? どうしたら足で貝がたくさんとれるのだろうか? そもそもどうやってやるのか? 疑問だらけの話でしたが、その人がやっている姿を見ていると確かに足で貝を探して獲っています。これは不思議だと思いながら自分でも真似してやってみると。凄い!確かに貝が簡単に見つかり獲れるのです。しかも立ったままなので腰が痛くなることが無い!これはすばらしい方法だと大感激したことを今でも覚えています。
■足で獲る方法とは
貝を足で獲るやり方はこうです。まず素足になります。サンダルなどは履きません。素足を砂浜に押し付けてかかとを軸にして足の裏を左右にぐりぐり動かします。足の裏を砂浜にめり込ませる感じです。すると砂の底に貝があると足の裏に石ころを踏んだような感覚があり見つけることができるのです。これはとても楽で簡単に見つけることができます。貝がいないところでは何度やっても足の裏にゴロゴロした異物感を感じることはできません。しかし貝が沢山あるところは足をグリグリ押し付けるとすぐ足の裏に異物感があり見つけることができるのです。本当に簡単で楽です。貝があるとわかったらそこを熊手で掘ると確実に獲ることができます。足の裏で感じる貝の感触はけっこうハマってしまいます。潮干狩りに行く予定のある人は是非試してみてください。